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2022.04.14

光陽荘

ある日のお食事『技能実習生~故郷の味?』

白翁会ではベトナムから技能実習生を受け入れ3年目を迎えました。光陽荘においても1名の方が日々施設に勤め、勉強と業務に励んでいます。そんな実習生の出身であるベトナム料理が昼食に出ました。

鶏肉のレモングラス炒め
ゴーセン風大根の和え物
里芋と青菜のスープ
マンゴー杏仁

鶏肉は『ヌクマム』という調味料を香り付けで使っており、いつもと一味違う鶏肉料理。ゴーセン風…の方は、和え物に海老が入っており、ピーナッツがベトナム料理らしさを演出。らっきょうも良いアクセントで、食感も豊かで食べていて口の中がにぎやかな感じです。

初めて口にしたヌクマムという調味料。日本の醬油の位置付けで、小魚を発酵させたベトナムの魚醤。日本の『いしる』、タイの『ナンプラー』に相当するとの事。ゴーセン風の『ゴーセン』は、『和え物・茎・ハス』の意味のある言葉との事。文化に触れる食事だなぁと思った昼食でした。

実習生から見ると、文化の違う食事が日々の暮らしの常であり、日本の文化の中で暮らし学んでおり、時々触れる異文化ではなくまさに暮らしそのものです。そんな視点から私たちは…今いる技能実習生たちだけでなく、相手を知ろうとする努力や理解する重要性を、日々の中で心掛けたいと思う昼食でした。

ベトナム料理が出た際に、実習生に聞いてみました『故郷の味は懐かしい?』返事は…『地域によって違うんですよ。北部、中部、南部で好む味も違うし、気候も違うから!』なるほど、関東と関西みたいな感じかな!いろんなことを感じ・味わい・考えた昼食でした。

 

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