5人で暮らすたんぽぽでは、様々なやり取りがあります。世話人さんから…家族と…仲間同士で…伝えることから相談すること、意見を聞きたいことから、自分の意思を示してほしいことなど。
それは暮らしのことから仕事のこと、趣味や自分がやりたいこと。体調のことから心配なこと。様々な『事柄(ことがら)』があって、その人に合わせて伝えたり、聞き取ったり、アドバイスをしたり…その人(相手)のことが良くよくわかっていないと大切なやり取りが成り立ちません。
聴覚障害がある方には手話だけと決まっていませんし、視覚障害の方に点字や音声での情報提供だけで済む訳でもありません。大切なのはその人にきちんと『伝わる』こと。それはどんな言葉を使い、表現をするかも重要なポイントです。
もちろん、自分から意思を発してくれるように環境を整えることや、言いやすい人間関係を整えている事も忘れてはいけないこと。
どんな風に問い掛ければ答えやすいのか、意味が伝わる様に言葉も選びます。見えにくさがある方には、自分で書いた字がちゃんとわかる様に…
筆記用具を整えることで、自分の意思表示を確認しながらやり取りが出来ます。自分で決める為には、選択肢がそろっていて、自分で選べる環境が整っていること。意思決定の支援には、説明する支援も含まれていることを念頭に置いて関わりたいものです。
一方方向のコミュニケーションにならないこと。そんな積み重ねが、『やります』という前向きな生き方に繋がっていくのだと思います。新しいチャレンジをすること、経験を増やしていくことは、選択肢が増えていくこと、暮らしが豊かになっていくことだと信じています!
福祉を通して地域の方を
支える仕事をしませんか?