新着情報

2022.12.13

白翁会本部

静岡県立大学短期大学部での出前授業

静岡県立大学短期大学部より、介護過程Ⅱの科目での講義依頼がありました。障害者支援施設における生活支援という事で、介護過程~多様な介護を学ぶ事を目的に授業を行いました。

光陽荘は『盲重複障害者』の生活施設です。まず、視覚障害についての理解から始め、障害が重複するとはどの様な状況であるのかについて学びました。言葉で話す(言う)事と、意識的に『伝える』事とでは、受け取る人にとって大きな違いがある事を、シミュレーションを通じて体感してもらいました。

個別性について、言葉として知ってはいても、それを理解して支援や介護に活かすには、相手を想い工夫して相互でコミュニケーションをとってきちんと『伝えあって』いないと、個別の支援に至りません。

人それぞれ、バックグラウンドは異なり、求めている事やモノも違います。そこに気付いて、支援や介護につなげられる様に、私たちは学び続け/考え続け/取り組み続ける必要があるのでしょう。

学生さん達の真剣なまなざしに、私は若干の緊張をする中での授業でしたが、和やかな雰囲気の中で時が過ぎていきました。心を込めてお話をしましたが…大事にしたい想いは『伝わった』でしょうか。学生さん達の学ぶ姿勢から、福祉を志す思いが伝わってくる良い時間でした!

 

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